目が50mm2007/05/04 01:05

50mmだったっけ?

えー、ほぼ毎日京都に通っております。 さすがに、40歳まであと一月足らずになると、重たいカメラバッグは身に応えます。 今日も、カメラを構えた瞬間に、背中がツリました。ナサケナイ・・・

年齢の事で思い出しましたが、標準レンズ(35㎜換算)の焦点距離と年齢は比例するという説を、赤瀬川源平氏か田中長徳氏だったかが、何かのカメラ雑誌の記事に書いていたのを思い出しました。(出展根拠があやふやで、すみません。) 撮影者の年齢が、そのままその人の標準レンズの焦点距離になるというのです。 つまり、20代なら24mmとか28mm、30代なら35㎜、40代なら45mm、50代なら50mm、それ以上なら90mmマクロが標準レンズって感じでしょうか。 う~む。 ま、個人差もあるし、人それぞれ、好き好きなので、仰っている御本人も笑い話の一つとしているのでしょが、割と当たっている様な気がします。男性限定で。(女性には、ちょっと当てはまらない気がします。なんとなく) かく言う自分も、若い頃はズームの広角端(28mm)ばかりで撮っていたし、30代中頃からは、ずっと35mmの単焦点をカメラに着けっぱなしにしていて、 マクロで花の撮影なんかをしているお年寄りを見かける度に、「ナルホドな」と納得していました。

ところで、最近、被写体のイメージだけを強調するために50mmレンズを多用するのですが、何だか気持ちがイイのです。 何と、これまで35mm相当だった自分の目が、少し長めで画角が狭くなっている事に気づきました。 目が50mm、すなわち50代寄りになっとるのですね。 一気に歳食ったみたいで、少々悲しい気もしますが、表現の幅が拡がったと思うと、ちょっと嬉しさもあります。 でも、まだ39歳なので、とりあえずノクトン40mmかロッコール45mmを手に入れて、40代を楽しもうと思います。