謹賀新年2008/01/02 03:55

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
えーっと、旧年中に宣伝出来なかったので、取り敢えず直近の写真展を2つ紹介させて頂きます。

 モノクロ普及委員会カラー部展~私たち、色気づきました~
 1月4日(金)~6日(日) 11:00~19:00 Nadar/Osaka
 http://nadar.jp/osaka/schedule/080104.html

 モノクロ写真展「白と黒の間に」
 1月7日(月)~19日(土) 10:00~19:00 Nadar/Shibuya355
 13日(日)・14日(月)は休廊、最終日は16:00まで
 http://nadar.jp/tokyo/schedule/080107.html

どちらも私、なかむりゃあは1点づつ出展しております。
お近くにおいでの際は、どうぞお越しくださいませ。

僕の写真機/京セラ Tプルーフ2008/01/31 23:12

南船場写真機団/「写真機と写真」展-後編-が来週2月5日よりNadar/Osakaにて始まるので、また「僕の写真機」について書いていこうと思います。

今回は、京セラのTプルーフというコンパクトカメラ。
沈胴式レンズで割りとノッペラとしたデザイン、そして全く使い物にならないウェストレベル・ファインダーがついている生活防水のこのカメラは、10年程前よくバックパッキングで旅していた頃に、手軽に使えるかさばらない旅カメラが欲しくて、中古で買ったものです。
はじめ、よく知らずに購入したのだけれど、コイツにはツアィスのT*テッサー 35/3.5がついていて、一番最初に撮ったカラーネガのプリントを見てびっくりした。「なんか、めっちゃエエやん」
シャッターを押しただけ、というよりも内臓ストロボのモード以外露出も何もいじりようが無い(そのストロボもオート、赤目軽減、強制発光、発光禁止のみ)にもかかわらず、色のノリもコントラストも十分で、しばらくの間そのプリントをまじまじと見つめ続けていた。
写真の描写は、レンズの個性によっても大きく変わるのだという事を、この時初めて知った気がする。
ただ、知った気はするが、それ以後も僕はレンズにあまり頓着はしない。
必要最低限の性能さえ満たせば、何でもいいと思っている。
ともあれ、この京セラ・Tプルーフは長い間僕の旅カメラとして活躍してくれたが、そのポジションも今はベッサRやデジタルに譲って、家で留守番をする事が増えてきた。
今年は久しぶりに、ザック担いで一緒にどこか行こか?
引退するにはまだ早いで、Tプルーフ君。


南船場写真機団/「写真機と写真」展-後編-
2/5(火)~2/10(日) 11:00~19:00
於 Nadar/Osaka
http://nadar.jp/osaka/schedule/080205.html