いつまで暑いネン!2007/09/08 23:26

釣れたでぇ~!

約一月ぶりの更新です。

8月の後半は、友人との二人展のための撮影と、月末締め切りだった母校の芸大主催のアートコンペ提出作品制作に集中しておりました。

と、いうと聞こえは良いのですが、実は暑すぎて、エアコンの無い部屋に設置しているパソコンの前に座る気が全然しなかったのです。

今月から来年の3月末まで、今年も(3年目)某大手酒造会社で派遣社員として働く事になっているのですが、私が担当するのは原料米の浸漬作業といって、蒸す前に洗った米を数トンづつ大きなステンレスタンクに溜めて、一定時間水に浸けて置く作業です。

その作業場は、連続式蒸米機という、いわば超大型の蒸し器のお化けと同じ部屋にあり、空調設備といえばちゃちなスポットクーラー(噴出し口の前方50センチまでしか風が来ない)が1台と、私に全く風が当たらないところで勝手に回っている扇風機が1台きりしかなく、この季節に当然の事ながら噴水の如く汗が汗腺からあふれ出て、ダイエットにはもってこい等とは微塵も思えないほどに暑い現場であります。(冬は反対に隙間風で非常に寒い)

猛暑の日には、家に帰ってからも体の芯のほうに熱が残っていて、エアコンの無い部屋で過ごすのはちょっと辛い。

漸く、ほんの少し涼しくなったかなと思ったら、この数日またまた暑い・・・

いい加減、暦通りの気候になって欲しいものです。

もうちょっと何とかなりませんかネ2007/09/13 00:16

いつまで暑いネン!と叫んだら、急に朝晩は過ごしやすい気候になった。 少し、嬉しい。

漸く、ビールを味わって飲む季節がやってくる! ビールは真夏だ!という人もいるけれど、私は断然初夏と秋だと思っています。 もちろん、とろける様な真夏の暑熱の中で、よく冷えたビールを喉を鳴らしながら飲むのも至福の一時ではあるけれど、「味わう」となると話は別で、酷暑の夏や厳寒の冬で疲弊した体や生活が一段落したこの季節に飲むビールは、しみじみと優しく美味い。

ところで最近「その他の雑酒(リキュ-ル・発泡性)」扱いのビールもどき(第3のビールと呼ばれた、醸造酒扱いの「ドラワン」や「のどごし」なんかじゃないやつです)が多数発売されているけれど、あれって結局は缶入りホッピーもどきでもあるんですよね。

ホッピーというのはご存知の方もあるかとは思いますが、ビールとほぼ同じ製造工程で作られた低アルコールの炭酸麦芽飲料で、多くの場合はこれで焼酎を割ってビールのような感じにして飲みます。 戦後の物資・食糧難の頃に開発された、一種の代用ビールです。 10年ほど前までは、メーカーさんが東京なので主に関東圏で消費されていましたが、最近は関西でも飲めるお店が増えてきました。 私も10年前、ホッピーという何やら怪しげな名前の響きに誘われて、浅草の屋台でオッチャンが目の前で作ってくれた大ジョッキを一息に飲み干し、あまり良く混ざっていなかったそれは、上半分は麦芽の甘味、下半分は生のままの寶焼酎で、一発で足にキタけれど不味くは無かったことを覚えています。 アレから何度か自宅でも作って飲んだ(自宅用の小売もある)けれど、美味しかった記憶しかない。

で、件のビールもどきなんですが、不味いんです。 私、2本以上飲むと、胸焼けするんですよ。 ホッピーではそんなこと無いのですが、大手ビールメーカー各社が製造するビールもどきは、私の口と体質に合わないようです。(財布の中身との相性はバッチリなんですが・・・)

各大手ビールメーカーさん、もうちょっと何とかなりませんかねェ?

出血大赤字2007/09/19 23:58

去る9月16日、友人夫妻ともう一人の男性の友人、それと私の計4名で香川に讃岐うどんを食べに行ってまいりました。
朝9時から夕方の6時半までにうどん7食を食べ、怪しげな天気と異常なまでのハイ・テンションの中、「うどんの神が舞い降りた!」と全員で叫んでしまった、その抱腹絶倒いや満腹悶絶の旅行記を今回はUPするつもりでした。
昨日までは。

昨夕、往復電車代420円を浮かそうと、自転車で梅田へ買い物に向かった私。
割と順調に進み、ちょうど中間地点である尼崎の大物(だいもつ)付近に差し掛かったとき、前方の歩行者信号の青が点滅し始めた。
僅かな上り勾配で、普段なら滅多にしないダンシング(立ち漕ぎ)で急いで渡り切ろうと2回ほど強く踏み込んだら、急に右足が軽くなった。
このところ手入れを怠っていた我がママチャリのチェーンが、後輪のスプロケットから外れたのである。
上りでの立ち漕ぎだったので、少々前のめりであった事に加えて全体重を乗せた右足が空を切ったのだから、当然の如く、右前方に吹っ飛んでしまった。
運の悪い事に、そこには歩道と自転車道とを隔てるレンガ積の歌壇の角があった。
私は右のおでこからそこに突っ込み、前歯と顎と左肩を打ちつけ、続いて左のおでこ、鼻、左肘、右膝を地面に擦り付けて止まった。
「やってもたっ!」

暫く、(と、いってもせいぜい30秒ほど)動けなかった。
そして、生暖かい液体が顔の周りを濡らし始めたので
「あ、血が出てる」と思いながら立ち上がると、右のおでこから滝のように血が流れ落ち、ズボンの太ももの部分にたちまち大きな染みをつくる。
たまたま通りかかった母親と女児の二人連れが「凄い出血ですよ。救急車を呼びますね。」と、119に通報してくれた。
大変、ありがたかったです。
救急車が来る数分間の間に、現在の状況の確認。
まず、意識、思考は大丈夫そうだ。(普段から変だなんて言っているのは誰や!)
右のおでこから大量の出血。
傷口を触ると、3センチくらい裂けて、中までザックリえぐれている。
前歯が2本欠けている。
と言っても、こいつは以前マウンテンバイクでコケた時に折れて、貼り付けていたのが取れただけだ。
いまさら、どうって事は無い。
左顎が痛い。
左肩が痛い。
左肘と右膝を大きく擦りむいているが、ちっとも痛くない。
カバンとその中身も無傷のようだ。
眼鏡のレンズに傷が入っているが、フレームの方には大きなダメージはなさそうだ。
自転車は?
あんなケッタクソの悪いモン、知るか!ほっとけ!
でも、明日からの通勤、どないしよ。
あ、明日これでは仕事に行かれへんワなぁ。連絡しとかな。
等と考えていると、救急車のサイレンが聞こえた。
親切な方の娘さんが「手ぇあげて、しらせてあげよか?」と言うので、
「そんなんしたら、タクシー停まるヨ。」と顔と両腕を血まみれにしながら軽く応答できた自分に、意外と大した怪我では無さそうだと安堵した。

救急車に乗せられ、応急手当と問診の後、受け入れてくれそうな病院2,3箇所に連絡をとったがナカナカ決まらず、やっとのこと割と西宮よりの診療所に搬送された。
そこで、もう一度きれいに傷口と両手を洗って、おでこを4・5針縫い、擦り傷には何だかぶよぶよするヘンテコな絆創膏が貼られ、頭部のレントゲンを撮られた。
レントゲンの結果は、骨には異常なし。
右おでこの傷は、骨まで達していたそうだ。
相変わらず、丈夫な骨である。
目の前のライトパネルに貼り付けられた自分の頭部のX線写真を眺めながら「あれ、貸してくれへんかなぁ。自分でプリントしてみたいなぁ。」
等と、呑気に考えてしまう自分に呆れてしまった。
一時金を払い、診察券と薬をもらって帰途についた。

今回の怪我で、治療費やら眼鏡の修理費やらがかかり、仕事も一日分実入りが減った。(自転車は、ほとんど壊れていなかった。)
ほんの少しの電車賃を節約しようとしたばかりに、とんだ出費となってしまい、全くの大赤字である。
なんだかなぁ・・・

え、讃岐うどんツアーの話?
それは又、今度、いつかのお楽しみです。

山賊髭2007/09/26 23:07

誰かに似てるなぁ
先週の怪我から一週間が過ぎ、傷の快復も順調であります。

本日、右おでこの傷の抜糸を致しました。
やはり身体の一部に異物が嵌まり込んでいたという事は、僅かであっても身体に負担が掛かっていたのでしょう。
ちょっとヒキツッた感じが無くなって、これだけでも随分楽です。
他の傷もかなり良くなっていて、もうどこにも絆創膏は貼っていません。
欠けた前歯は、明日ひっつけます。

ほぼ元通りで概ね良好ではあるのですが、ただ一つ、左上唇の上の傷の治りがやや遅くて、口周りの髭を剃る事が出来ません。
恐ろしいほどの無精髭です。
以前から顎のライン沿いに短い髭を蓄えてたのですが、口髭は手入れが大変で、しかも口角のあたりが荒れやすい私は、いつも口の周りは髭を剃っておりました。
長さを揃える程にはまだ伸びていないし、おまけに顔やら手足に傷まであるので、まるで山賊の様な風貌になってしまいました。
う~む、困った・・・

ところで皆さん、男の髭ってどんなイメージをお持ちでしょうか?
最近はそうでもないですが、ちょっと前まで「不潔」「偉そうだ」「だらしない」なんてよく言われました。
実際に自分の意志で生やした事がある人はよくご存知かと思いますが、髭を形良く生やして手入れするのは、かなり面倒くさいです。
特に口髭は。
今の短い顎鬚スタイルにする前は、私も口髭を生やしておりました。
毎日ハサミで形を整え(長さがバラバラなのがピンピン生えてくる)、余分な箇所の髭はきれいに剃り落とし、地肌から丁寧に洗って清潔に保っておかないと肌が荒れて、それこそ「みっともない」顔になってしまいます。
本当に「無精」したければ、髭など生やさず毎日電気かみそりを数分あてていればいいと思ってしまいます。
そんな面倒くささにやり切れず、2・3日サイクルでハサミを入れればよい(剃りは毎日)今のスタイルになりました。

とにかく、髭のある生活(何か変な言い回しだ)を10年続けてきて、もう髭無しの自分の顔なんて有り得ないとまで思っているので、この山賊髭がかえって鬱陶しい。

早よ、剃りたい。